第70回討論会の現地開催中止のおしらせ

令和２年度の錯体化学会討論会について

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　錯体化学会会長　西原　寛

　新型コロナウィルス感染症拡大にともない、会員の皆様におかれましても、
対応に大変な日々を送られていることとお察し申し上げます。
　さて，ご存じのように、現在は全国的に非常事態宣言が発令され、今後
どのような推移で終息に向かうのか、全く予想できない状況にあります。
　したがって、9月19－21日に茨城大学水戸キャンパスに於いて開催予定の
錯体化学会第70回討論会について、理事会で協議した結果、参加者全員の
安全と健康を鑑みて、最終的に現地での討論会実施は中止の判断に至りました。
すでに、討論会に向けて運営の準備を進められていた開催校の先生方、
参加・発表を検討されていた会員の皆様には誠に申し訳ありませんが、
この苦渋の決断にご理解の程、お願い致します。
　錯体化学会討論会は、会員の皆様の研究交流の場として重要です。
茨城大学での開催に代わり、第70回討論会をウェブ討論会の形で開催する可能性
も含め、討論会運営委員会を中心に、検討を開始しております。
　この件は、改めて御連絡差し上げます。
　末筆になりましたが、会員の皆様におかれましても、くれぐれもご健康に留意され、
一日も早い通常の研究活動が再開されますことを、心より願っております。