令和7年度錯体化学会学術賞募集について
錯体化学会では、令和7年度に第9回の錯体化学会学術賞候補者を募集いたします。本賞は、錯体化学会会員の中から、先導的・開拓的な研究により錯体化学に関わる分野の学術を深化させ、錯体化学の発展に貢献したと認められる研究業績を有する個人に贈呈されるものです。
本賞の実施および選考は、錯体化学会学術賞規定・錯体化学会賞等選考委員会委員選挙規定および錯体化学会学術賞細則に基づいて行われ、受賞者は錯体化学会第75回討論会(令和7年9月15日 〜 17日、長崎大学)で表彰されます。各規定および細則は本ホームページに掲載されています。
本賞への応募は、錯体化学会会員の自薦あるいは他薦によるものとし、募集要項は下記の通りです。
なお、令和7年度錯体化学会学術賞の応募締め切りは、令和7年3月31日(月)です。
多数のご応募をお待ちしております。
令和7年度錯体化学会学術賞募集要項
1.応募資格
本賞への応募資格は、令和7年4月1日において、5年以上本会会員であることとなっています。なお、錯体化学会賞または研究奨励賞との重複応募はできません。また、研究奨励賞受賞者の同一の研究内容による本賞への応募および錯体化学会賞受賞者の応募はできません。
2.提出書類
(1)自薦の場合は応募申請書(pdf / word)、他薦の場合は推薦書(pdf / word)および候補者の承諾書(形式自由:候補者の氏名は候補者が自署)
(2)業績説明書(形式自由):図表等を含めA4用紙4~5枚程度にまとめ、「先導的・開拓的な研究により、どのように学術を深化させたか」という点を明確に記して下さい。過去に他の学協会等からの受賞がある場合は、その受賞対象となった業績内容との相違点や新たな研究展開についてわかりやすく説明してください。
(3)業績リスト(形式自由):上記の業績説明における「先導的・開拓的な研究」を示す主な論文、報文、総説、解説記事、著書などのリストを作成して下さい。
応募書類一式のPDFファイルを期限内に事務局へ提出してください。なお,提出後のファイルの差し替えは認めません。
3.提出書類作成上の注意
(1)11ポイント程度のフォントサイズで1頁あたり40字×40行程度としてご作成ください。
(2)業績リスト:「先導的・開拓的な研究を報告した論文等」と「それをサポートする論文等」の2項に分け(それぞれの中で、さらに研究主題ごとに細分してもよい)、それぞれについて、論文、報文、総説、解説記事、著書など項目を区別して記載して下さい。査読付き論文などについては、印刷中(in press)の論文は記載できますが、投稿中の論文は記載できません。
(3)応募申請書および推薦書の様式は,本ホームページからダウンロードしてください。
4.審査期間
審査は4月初旬から6月末頃にかけて行います。書類審査に加えて、5月初旬から6月末頃の間に候補者のヒアリングを行う場合があります。ヒアリングの正確な日時、場所については、関係者間の打ち合わせの後、選考委員会が指定いたします。なお、候補者が要するヒアリングのための旅費等については、本会は負担しません。
5.受賞後の必須条件
受賞者には、錯体化学会第75回討論会の要旨集に掲載される受賞講演要旨を提出し、討論会で受賞講演を行っていただきます。また、令和8年度に発行される予定のBulletin of Japan Society of Coordination Chemistry (BJSCC) に受賞対象研究に関する ”Award Account” を寄稿していただくとともに、Royal Society of ChemistryのDalton Transactionsに”Perspective”を投稿していただきます。
6.その他
BJSCC掲載受賞論文はJ-Stageで公開されます。
7.提出期限、送付先及び問い合わせ先
提出締め切り:令和7年3月31日(月)
送付先及び問い合わせ先:
〒444-8787 愛知県岡崎市明大寺町字東山5-1
分子科学研究所 特別研究部門内
錯体化学会事務局
TEL: 0564-59-5581
E-mail: sakutai( at )ims.ac.jp ※( at )は@に直してご使用ください