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シンポジウム

錯体化学会討論会(岐阜大学) 若手の会シンポジウム開催のご案内

錯体化学会第74回討論会(岐阜大学・長良川国際会議場)での若手の会シンポジウム(1日目午後)は、物質の空間反転対称性・時間反転対称性の破れに由来した魅力的な性質を引き出し、新たな研究領域を開拓されている先生方をお招きし開催することとなりました。「反転対称性の破れ」をキーワードに、強誘電性や非相反的光学効果、動的キラリティー反転制御など、物理と化学それぞれの分野で行われている最先端研究に関してご講演いただきます。分野の垣根を少しでも超えられるように、今回は日本語セッションでの開催をお認めいただきました。普段目にすることの少ない分野の研究にも触れられるまたとない機会ですので、お誘い合わせの上、ふるってご参加いただきますようお願い申し上げます。

開催日:9月18日(水)15:00~18:00
主題:反転対称性の破れが導く物理と化学の交差点(日本語セッション)
会場:シンポジウム S3(岐阜大学 全共 103)
開催責任者:松岡 亮太(大阪大・錯体化学若手の会)


プログラム
15:00–15:05 開会挨拶

S3-01 (15:05–15:30) 座長: 小林 文也(東京理科大学)
須田 理行(京都大・JST創発)
"“カイラルイオントロニクス”の創出と新奇キラル物性の開拓"

S3-02 (15:30–15:55) 座長: 齋藤 卓穂(名古屋大学)
秋根 茂久(金沢大)
"動的らせん型金属錯体のキラリティー反転とその時間変化過程の制御"

S3-03 (15:55–16:20) 座長: 重田 泰宏(金沢大学)
谷口 耕治(東工大)
"空間反転対称性の破れた磁性体における非相反的方向二色性"

16:20–16:40 休憩

S3-04 (16:40–17:05) 座長: 芳野 遼(東北大学)
西原 禎文(広島大・JSTさきがけ)
"「単分子誘電体」の開発と応用"

S3-05 (17:05–17:30) 座長: 三原 のぞみ(筑波大学)
金川 慎治(九州大)
"極性結晶構造の原子価互変異性錯体:合理的合成法と磁気・電気特性"

S3-06 (17:30–17:55) 座長: 松岡 亮太(大阪大学)
木村 尚次郎(東北大)
"空間反転対称性を持たない遷移金属錯体の電気磁気効果"

17:55–18:00 閉会挨拶


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